2016.04.29
GW突入です、週間予報を見るとちょっと残念ですが傘マークついてますね。
さて、外構工事を除くと98パーセントくらいの進捗状況のN様邸。
本日は施主様に立ち会っていただき現場内を確認していただきました。
施主様は忙しく、工事中なかなか足を運べなかったので仕上がっている部屋を見るのは初めてです。
どの部屋に入っても感嘆の声をあげている様を見ると、こちらも嬉しくなってしまいます。
と言うことでリビングです。
三段の窓、黒系のクロスにエコカラット、ベランダへの片引き戸、縦格子建具・・・等と凝った造りになっています。
それと部屋四角の天井付近の壁にスピーカー用コンセントを設けているのでブルートゥースのスピーカーを設置すればサラウンドで映画やライブビデオなども視聴できますね。
こちらはダイニング側から見たリビング。
三枚連動引戸のガラスに施主様の依頼でヘアラインのフィルムを施しました。
ダウンライトの光が程よくぼけて写真ではわかりづらいですが、なんともおしゃれです。
全てを見終わりとても喜んでいただいたので作り手側としても喜ばしいです。
ここを手掛けた大工さんにもその旨伝えた所、大工さんも喜んでいました。
喜びの連鎖です。
ありがとうございます。
この一言に尽きますね。
Writer:Ryuji.Y
2016.04.22
震災がまた起きましたね。
テレビの速報で震度7と報じられた時は目を疑いました。
その震度7が2度というのもまた信じがたいですね。
ニュースでは倒壊したたくさんの家屋や土砂崩れの画像が流れていますが、
それらを見ると人間の成すことなど自然の力の前では無力なのだと悲観的に思ってしまうのは私だけではないでしょう。
でも同時に日本の復興力も素晴らしく感じています。
被災された方々、この場を借り心よりお見舞い申し上げます。
ということで、つばさが丘の現場です。
今回断熱はセルロースファイバーというものを壁内へ吹き込みます。
その前段階で外壁に面する部分にシート貼ります。
吹き込むので柱面より出ないようにエアタッカーでかなり細かい間隔で打っていってます。
こちらが吹き込み終了後。
シートに切れ目を入れダクトを突っこみセルロースファイバーを吹き込んだ所です。
隙間なく入れられるのが施工的には最大のメリットでしょう。
断熱工事が終わると大工さんの仕事もヒートアップしてきます。
床を綺麗に貼っていくイケメン慶二君。
彼は寝顔がとてもキュートです笑
Writer:Ryuji.Y
2016.04.15
4/11(月)仕事を終え、社長にボブ・ディランのコンサートに連れて行ってもらいました。
ボブ・ディランを知ったのは中学生の頃、第一線で活躍するアメリカのアーティスト達が参加したWe Are The Worldのメイキングを見た時でした。
マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、スティービー・ワンダー、シンディ・ローパー等・・・・そんな人たちの中に混じってボブ・ディランがいたのを覚えています。
愛想の悪いぶっきらぼうなおじさんだなってのが第一印象。
そして時は流れ高校生になった時、英語の授業でBlowin'in the Windの和訳をするというのがあり、センテンス毎に和訳はできるのだけれどその詩の言わんとすることが今一つ理解できないでいた・・・今でもですが(笑)
でも、名曲です。
どれだけこの曲が人に影響を与えたことでしょう。
今、生きているアーティストの中でボブ・ディランほど他のアーティストに影響を与えた人はいないんじゃないかと思います。
コンサートは食い入るように見ていたのであっという間に二時間が過ぎてしまいました。
いつまでも留まらないディランの姿勢と優しさに満ちた楽曲に振れることができた素晴らしいひと時でした。
社長に感謝!
ということで現場レポート。
Y様邸、足場も撤去し中の造作も終わりました。
これから仕上げの段階に入っていきます。
それにしても大工さんが道具を片付けて現場を後にする様はちょっとした引越しを見ているようです。
青い壁がとても印象的なN様邸。
こちらもこれから内装の仕上げに入ります。
亡霊のように映り込んでいるのが内装屋さんですw
Writer:Ryuji.Y
2016.04.12
もうすぐ完成の新築に取り付けるプレートを製作中です。
赤レンガの壁にこのプレートを付けるだけでまるでリヴァプールのカフェのようですね。
ビートルズが聴こえてきそうですw
なのですが最後の仕上げが「Blowin'in the Wind」なのでサウンドはマンハッタンのグリニッジですw
どういうことなのかはまた後日w
Writer:Yoshiyuki.Y
2016.04.05
大工という職業は道具が多岐に及びます。
玄能、のこぎり、のみ、差金、バール、スケール、ドライバー、カッター等、昔ながらのものもあれば電動のもの、コンプレッサーにより空気圧で動く道具なんかも現在では主流です。
それらの中で使用頻度の高く且つ無くてはならないもの(全て無くてはならないのですが仮にです)って何だろうと考えた時に思い浮かぶのは何気に鉛筆な気がします。
他の道具が無くても何とかなりそうな気がするんですが(実際なんとかならないです)、鉛筆だけは無ければ現場近くのコンビニに買いに行ってしまうでしょう。
まあ、手に入れやすいというのもありますが・・・。
それと道具として鉛筆はもう一つ特別なことがあるんです。
何だと思いますか?
それはですね、他の道具に比べ鉛筆は身近な存在だと思うのです。
メガネは顔の一部です(古)っていうキャッチコピーのCMが昔ありましたが、大工さんにとって鉛筆も顔の一部みたいなものですもの。
作業中はもちろん休憩の一服中も帰りの車でも家に着き風呂に入るまで鉛筆を耳に挟んでいる大工さんなんかたくさんいますね、きっと。
大工にとって道具は神聖なもので、その道具をまたぐことはご法度です。
現場に行くと大工さんの道具をまたがないように気をつけて歩いています。
が、エアホースや電気の延長コードなんかはまたいじゃうんですけどね。
Writer:Ryuji.Y
2016.04.02
鉄骨階段を鉄工所に発注するのは初めてです。
階段や吹き抜けの手摺等はよくお願いして作ってもらってるんですが、初めてなのでとてもワクワクしますね。
床に原寸図を描いてそれにあわせて切断・溶接していくようですね。
そういった工程は我々大工と同じなので合点がいきますが、なにせものが大きいのでこのような広い工場でないとできないでしょう。
僕らは荷のかかり具合や材の強度を考えてのこぎりやノミで「継手」という加工を施して木を組み合わせたりしますが、鉄は点の溶接でもくっついてしまいます。
2つのものの接点を溶かして一体のものにしてしまうので強いわけです。
木では絶対に不可能な接合ですね。
感心してしまいますw
Writer:Yoshiyuki.Y
2016.04.01
今日は小雨だったんですが熊取町つばさが丘で上棟でした。
昨日は暖かかったんですが今日は少し肌寒いですね。
お施主様との会話で出たのですが、本日は「先勝」で午前中は吉という日ですが、建築では「開」といって吉日です。
六曜の「大安」や「友引」とは違って、我々が見る建築吉日カレンダーは一二直といって吉凶の中身が六曜よりももう少し具体的なものです。
「今日は建築のいい日なんですよね」と、施主様もその件について調べていただいてらしたので「よくご存じで」とそういうお話になったのですが、カレンダーで仏滅になっていても一二直では吉日ということは普通にあります。
今月でいえばなんと、全ての仏滅が建築吉日ですね。
で、大安が全て建築吉日ではない。
日本の戦後までは一二直がメインだったと聞いていますが、今では、そんなもの誰も知らない。という話です。
建築の凶日は三隣亡と不成就日とされていますがそれらも今ではあまり気にするほどでもないような風潮です。
じゃあもう何でもいいんじゃないか。とでも言いたくなりますw
吉凶も時代と共に変化するんですね。
Writer:Yoshiyuki.Y