お仕事の依頼が来た時、設計をするうえでまずするべき最も大事なことは現場調査です。
これには明快な理由があります。
建築士試験の設計製図試験問題ではストーリーが語られた後の最初、Ⅰ-1は「敷地及び周辺条件」で始まるのです。
さらにⅠ-1-(1)の問題文は「敷地の形状、接道条件、周辺状況等は、敷地図の通りである」で必ず毎回始まります。

つまり、まず現場を見に行け。なのです。
設計という作業はここから始まります。
敷地はどのような形状で境界がどうなっているか、
電気や水道はどうなっているのか、
どの方角に道路が接しているか、道路の向こうに何があるか、
周囲の車の動線、交通量や横断歩道の位置、学校や駅はどの方向にあるのか、
隣地の建物はどんな建物で計画地にどんな影響があるか、
周囲と計画地のプライバシーの関係はどうなっているのか、
日影がどのようにできてどの方向に風が抜けるのか等
こういった項目を現地に赴きあらかたを読み取っていきます。
「住宅会社に相談に行ったら、地積測量図とGOOGLEマップだけ見て図面と見積もりを出してもらった」
という話を聞いたことがありますが、これは最速で契約を取るための営業手法です。
それなりにすごいと思うところもありますがパズルゲームではないので現場にも行かず書いた図面はあくまで仮です。。。
ちなみにパズルゲーム的に間取りを描くくらいならちょっと興味を持った一般の方にでもそれはできます。
プロとの違いとは何でしょうか?
ご相談をいただいたら、
まず謄本や地積測量図などを入手し、現場調査ですね。
ここからが始まりです!