1級建築士と2級建築士

”住宅のことをずっとやってきた建築士に任せる”

1級建築士と2級建築士の違いは車の運転免許で例えるのがわかりやすいかと思います。
1級建築士は大型自動車運転免許。2級建築士は普通自動車運転免許。
普通免許を持っていても、当然ですが大型トラックに乗れません。
今の普通免許だと最大積載量2トン未満、乗車定員10人以下なら運転してよいそうです。
大型免許を取れば限定解除といってどんな大型車に乗ることもできます。
これは建築士の免許制度によく似ています。

2級建築士は建物の設計や現場監理はできるけれど、その建物の規模に制限があるというところです。
1級建築士を取れば限定解除なのでどんな大きな建物でも設計や監理をできるということになります。

1級建築士という資格は建設業界における最高峰の資格です。
やはりこれを持っている人は信頼できそうな気がします。

ですが例えば、
普段の実務をやる上で、マンションや工場など大型建築物ばかりの設計をして木造住宅の実際の設計をしたことがほとんどない1級建築士の人と、
普段から木造住宅の設計を専門にしており、
いままで数百件の木造住宅を設計してきた住宅が好きな2級建築士の人なら、
どちらの建築士に自分の木造住宅の設計をお願いするでしょうか?

さらにもう一つの例えをすると、
お医者さんには外科、内科、歯科、皮膚科、等「医者」という括りの中でさらに科目が分かれますね。
歯医者さんで、「最近胃の調子が、、、」といっても内科に行くよう言われるだけです。
建築士もこれと同じで、「建築士」という括りの中にも意匠、構造、設備、温熱、施工監理など分野があります。
構造専門の建築士に温熱のことを聞いても的を得た回答ができる方はかなり少ないと思います。

1級建築士だからスゴイ。というのは正解です。
遊ぶのを我慢し、何年ものあいだ人生をかけて勉強し、超難関の試験を勝ち抜いた人たちです。
その努力の量だけでもスゴイことなのです。
ですが木造住宅において、1級建築士だから安心して任せられる。ということは別だという意見です。

なぜこのような説明をするのかというと、
打ち合わせ中にお客様が、「知り合いに1級建築士がいるからそちらにも相談します。」
と言われたことがあり、その1級建築士は木造住宅に関してほとんど無知だったということがあったからです。
お知り合いということで信頼関係は出来ており、こちらもあまり強くは言えず少し苦労した経験があります。


我々が「こうした方が良い。」と言うことに関しては、経験からそれなりの理由があります。
お客様の希望に対し、ただそれだけを叶えるだけではなくて、
メリットとデメリットを説明した上で選択をしていただき一緒に形にしていければ良いですね^^

木造住宅であれば2級建築士の資格で充分なので安心してください。
あとはその建築士の人柄なども大事ですし、ちゃんとした専門家がたくさんいます^^

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